ブランドを立ち上げるぞ!商標登録体験記⑦~審査完了編~

商標登録関係

ブランドを立ち上げることにした筆者は、弁理士に頼らずに自力で特許庁に商標登録することを目指しています。

7月上旬に商標を出願して、およそ3か月が経ちました。

早期審査の平均審査期間は約2か月なので、やや遅れている状況です。

「そろそろ来ないかなー」「何か問題あったのかも」と首を長ーーくして待っていたところ・・・

・・・

ついにきました!!

ドキドキ・・・

まあ、ど素人が1発で審査をクリアできるわけないとは思っています。

「指摘があるにしても、軽微な指摘ならいいなあ」と、そんな程度の期待をしながら開封してみると。

書類が4枚入っていました。

1枚1枚見ていきます。

登録査定(審査完了)後に届いた資料4点

発送目録

「発送目録」=何を発送したかの目次、です。

この書類自体には、あまり情報はないようですが、『起案種別』の欄に『登録査定』と書いてあるのが気になります。

まさか・・・やっと今起案したところなのでしょうか?これから登録査定に入るってこと?

 

余談ですが「事件番号」という表現も地味に気になります(笑)

登録査定

続いて、「登録査定」という書類を見ていきます。さっきから出てくる「登録査定」って何だろう?

この「登録査定」という表現、非常にわかりにくいのですが、「審査の結果、OKでしたよ」という意味だそうです。

「登録査定」なんて表現、普通に考えれば、「これから査定します」という意味だと思いませんか??

実際、文書中にも、「この商標登録出願については、商標法第16条の規定によって、商標登録の査定をします。」と記載されています。

どう読んでも、「これから査定する」という文書にしか読み取れません。

筆者はこの文書を読んだとき、「え!?これからやっと査定すんの?おっそ!!!」と思いました(笑)

でも、おかしいなと思ったのは、文書末尾の注意書きの、この一文です。

『この書類を受け取った日から30日以内に登録料の納付が必要です』

「あれ?登録料を納付せよってことは、もしかして、審査通ったってこと??どっちだ?」

というわけで、インターネットで調べたところ、

〇「登録査定」とは、審査の結果OKだった場合
〇「拒絶査定」とは、審査の結果NGだった場合

ということが判明したわけです。

なんかもうさ、普通に「審査完了のお知らせ」とかで良いと思いません?
本当にわかりにくいです( ・`д・´)

 

せっかく受かったのにイライラしてしまいました。素直にもっと喜びたかったのに。

 

まあ、何はともあれ、審査完了しました!!嬉しいです!!

 

商標のことを何にも知らなかったど素人が、1発で審査通過したわけです(^^♪

筆者にできたということは、きっと誰にでもできるでしょう!

 

さて、他の書類も見ていきましょう。

【重要】商標登録料納付のご案内

続いてこちら、『商標登録料納付のご案内』。

簡単に言うと、「審査受かったので、お金振り込んでください」です。

当然、審査通過後は、登録料の納付が発生するもんですから、これ自体は既知の情報です。

しかし、いくつか重要な情報の記載があります。

まずは、納付期限の記載。これは非常に重要です。

3.納付期限について

登録すべき旨の査定又は審決の謄本が送達された日から30日以内です。

引用元:【重要】商標登録料納付のご案内:特許庁

文書を受け取った日から30日以内に納付する必要がある、というのは初めて知りました。うっかり期限を過ぎないよう、くれぐれも注意したい点です。

もうひとつは、商標登録料納付後に『商標登録証』が届く、という点。

さらに、続く次の記載も重要です。

商標登録証と併せて、権利更新のための存続期間更新登録期限(分割納付により設定登録料を納付した場合、後期5年分の納付期限も併記)を通知しますので、紛失しないようにご注意ください。

なお、権利更新のための商標存続期間更新登録申請及び権利維持のための商標登録料の納付に当たり、特許庁からのお知らせ、請求書等は一切送付されませんので、案件管理は適切に行ってください。

引用元:【重要】商標登録料納付のご案内:特許庁

”商標登録証とともに更新期限を通知するけれど、更新期限を通知するのは、この1回キリだよ”ってことですね。”期限が近づいてきた際の再度の通知はないよ”、とのことです。

一括納付だろうと、分割納付だろうと、更新は数年後の話になりますから、うっかり更新を忘れて権利を消失しないように注意が必要です

 

ところで、一括納付をするか、分割納付をするか。これも必要に応じて検討でしょうか。

出願時から数か月が経って、ブランドの将来構想が多少変わっていてもおかしくありません。

ちなみに、筆者は分割納付にしました。早くも別のロゴ案が浮かんできたからです。5年後に商標を変えている可能性も、十分あるなと思っています。

【別添1】商標登録料納付書の記載方法

納付書の記載例も添付されていました。これはありがたいですね。

ありがたいんですが、この記載例は、『特許印紙を使用した場合の記載例』です。特許印紙以外の納付方法で登録料を納付する場合は、また違った記載になるので注意です。

筆者は出願料の納付のときと同じく、『予納』方式で行く予定なのですが、その場合はどう書くのでしょうか?

登録料の納付方法と納付書の書き方

登録料の納付方法により、納付書の書き方が変わってくるわけですが、どこかに記載例はないのでしょうか。

調べてみると、特許庁のHPに記載例がありました。

引用元:商標の登録査定を受け取った方へ | 経済産業省 特許庁 (jpo.go.jp)

④の注意書きを見ると。なるほど、予納の場合は、特許印紙を貼る部分の代わりに、

【登録料の表示】 【予納台帳番号】 【納付金額】を記載すればいいようですね。

書き方がわかれば安心です。

書類を書く前に、まずは登録料を予納しに行きます。

まずは商標登録料を予納

何はともあれ、商標登録料を納付します。

筆者は出願料の納付時(ブランドを立ち上げるぞ!商標登録体験記④~出願編(その2))と同じく「予納方式」かつ「現金納付」ですので、↓の『領収済通知書』を使って、金融機関へ行き、予納台帳にお金を予納します。

記載に注意すべき箇所としては、前回と同じく、『四法』、『手続種別』でしょうか。

予納の場合は画像の通り、四法・・・5、手続種別・・・060で決まりです。

余談ですが、この振り込み票、郵便局の窓口の方はかなり手間取っていました。

「特許庁なんて、珍しいですね」と言われましたし、扱い慣れていない印象を受けました。

念のため、『4枚の複写式になっていて、最後の2枚(領収書・特許庁送付用)を返してもらうこと』に注意してください。

商標登録料納付書の作成

さて、本題の商標登録料納付書の作成に入ります。

・・・とその前に。予納の場合は、予納したことを知らせる『予納書』が必要なのでした。

予納書は「本文」に「納付済証(特許庁提出用)」を添えればOKです。

本題の納付書はこう書きました。(筆者は予納方式ですので、他の納付方法の方はご注意ください。)

これでOKです。とても簡単です。

 

以上3点(納付書、予納書、納付済証)の書類が整いました。

これを特許庁に送付して終了。念のため、簡易書留で送りました。重要な書類ですし、失くしたら大変ですからね。

送付後は、特許庁から商標登録証が届くようですから、楽しみです。

(いつ頃届くのでしょうか?届いたら、またご報告します。)

 

追記:(3週間後)受領書が届いた

特許庁からハガキが来ました。ついに、商標登録証か?

いや、違いました。

これは、単に「登録料を受領したよ」というだけの通知でした。

登録証まだかな・・・

 

追記:(さらに2週間後)商標登録証が届いた

その後、さらに2週間ほどが経って、ついに商標登録証が届きました。

まず封筒が大きい。A4サイズです。

開けてみると・・・

商標登録証です!いただきました!

厚紙の質感、好きです笑

他にも書類が入っています。

次の納付期限が記載されていますね。

筆者は分割納付(5年)ですのでこんな感じでしたが、一括納付(10年)だとまた違うんでしょうね。

ところで右下、「重要」箇所ですが、納付期限日を忘れないための通知サービスについて記載があります。その名も「特許(登録)料支払期限通知サービス」とのこと。電子メールで期限を知らせてくれるサービスのようです。これは便利。5年、10年経てばうっかり忘れそうですもんね。。

終わりに

約半年間かけて行った商標登録でしたが、ようやく完結しました。

筆者は商標なんて何も知らないど素人でしたが、弁理士に頼らず、一人で何とか登録までいけました。

感想としては、「意外といけるな」ってところでしょうか。

審査が1発で通過しなかったら、また違った感想になったかもしれません。

 

難しかったのは、商標の中身云々よりも、お金の納付方法や書類の提出方法でしたね(笑)

これはまあ、1度経験してしまえば、次回からはそんなに手間取らずにいけそうです。

このブログを読んで、「自分も頑張って一人でやってみようかな?」と思ってくれる方がいたら嬉しいです。

 

以上。お読みいただきありがとうございました。

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