ブランドを立ち上げるぞ!商標登録体験記③~出願編(その1)~

商標登録関係

ブランドを立ち上げることにした筆者は、弁理士に頼らずに自力で特許庁に商標登録することを目指します。

この体験記では、いよいよ実際に出願関係作業に入っていきます。出願編はちょっと長くなったので、『その1』と『その2』に分け、『その1』を体験記③、『その2』を体験記④としました。

さて、体験記①に記載したとおり、商標の出願にあたっては、『電子化手数料』が発生するのを避けるため、かつ、書類の郵送時間や郵送コストカットのため、電子出願を選択しました。筆者は生粋の貧乏性なんす(笑

ここで重要なポイント。電子出願にあたっては、マイナンバーカードとICカードリーダーが必要です。

※ちなみに、特許庁HPには、ファイルタイプの電子証明書を使って電子出願する、という方法も記載されています。この場合、マイナンバーカードは使わないらしい(?)ので、ICカードリーダーも不要です。しかしながら、民間の電子証明書発行業者と契約する必要があり、発行には万単位でお金がかかるので、筆者は選択しませんでした。

筆者の場合、実際の作業の流れはこうでした。

  1. ICカードリーダーを買う
  2. 「JPKI利用者ソフト」をインストール
  3. マイナンバーカードのパスワード(「署名用」)がわからなくて焦る(→結局再発行する)
  4. 「インターネット出願ソフト」をインストール
  5. 「インターネット出願ソフト」を使って、申請人利用登録を行う
  6. 出願料の納付をする
  7. 出願書類を作って、「インターネット出願ソフト」から電子出願する

この体験記③では、1~5までを記します。(残り6~7は体験記④で。)

①ICカードリーダーを買う

先にも述べたように、電子出願にはマイナンバーカードとICカードリーダーが必要です。筆者の場合、マイナンバーカードは持っていましたが、マイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダーがなかったので、この機会に購入しました。

マイナンバーカードの読み取りに対応しているものなら何でもいいと思いますが、日本製のほうが安心かな・・・

というわけで筆者は、Amazonでこれを買いました。

エレコム様のカードリーダーです。お値段2,000円也。
驚くほどコンパクトです。付属のUSBケーブルを外せば、USBメモリと同じくらいの大きさです。
それにしてもエレコム様はいつもお安いですね。。。本当にお世話になっております。

マイナンバーカードには非常なる機密情報が入っているため、よくわからない中国メーカーの製品はちょっと心配。ということで、日本のメーカーの製品を選びました。中国製よりも500円ほど高いですが、繰り返し使えるものですし、安心が買えるならこのくらいの価格差は許容範囲かと。

②「JPKI利用者ソフト」をインストール

さて、ハード面が整いましたので、次はソフト面。

「JPKI利用者ソフト」(正式には、公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト)なんて初めて聞きましたが、マイナンバーカードの電子証明書を利用するためには、これをインストールする必要があるようです。

「JPKI利用者ソフト」のインストール方法や、その後のICカードリーダーの設定は、特許庁がYOUTUBEに動画をアップしてくれているので、そちらをご覧ください。(動画中のSTEP1です)

この動画、2019年くらいの動画のようで、ちょっと古いのですが、だいたい今も変わりありません。この先の作業でもしばらくお世話になるので、ブックマークしておくとよいです。

(63) 電子出願ソフトのご利用方法 – YouTube

③マイナンバーカードのパスワードの再発行

ここまで順調に来たのですが、筆者はマイナンバーカードの「署名用電子証明書」のパスワードが思い出せないことに気づきました。

今回の電子出願には、「利用者証明用電子証明書」のパスワード(4桁)と、「署名用電子証明書」のパスワード(6桁~16桁)の両方が必要になります。

①署名用電子証明書暗証番号と②利用者照明用電子証明書暗証番号

「利用者証明用電子証明書」のパスワードについては、4桁だし、コンビニで住民票等を発行するために時々使うから覚えていたのですが、「署名用電子証明書」のパスワードは使った記憶がない・・・桁数も『英数字6文字以上16文字以下』と長いので、心当たりが多すぎて無理・・・

というわけで、5回チャレンジするまでもなく、あっさり再発行することを決意!(笑)

パスワードの再発行って、きっと役所に行って手続きしないといけないだろうなと思いましたが、なんと「利用者証明用電子証明書」のパスワード(4桁)さえ覚えていれば、「署名用電子証明書」のパスワードは、スマホ&コンビニで、再設定ができるのだそうです!

手順はこちら↓↓をどうぞ。

J-LIS 署名用パスワードをコンビニ等で初期化・再設定

注意点としては、キオスク端末(マルチコピー機)からの操作可能時間は、毎日6:30から23:00まで、という点でしょうか。コンビニだからといっても、24時間この操作ができるわけではないんですね。

再設定したら、今度こそ暗証番号を忘れないようにメモすることをおススメします。

④「インターネット出願ソフト」をインストール

ようやく、「インターネット出願ソフト」をインストールする作業に突入です。

前掲の特許庁のYOUTUBE動画を参考に、インストールします。

ソフトのダウンロードサイトはこちら↓です。

電子出願ソフトサポートサイト (jpo.go.jp)

インストール自体は、通常のアプリケーションソフトと同様なので、特段難しくはありません。

⑤「インターネット出願ソフト」を使って、申請人利用登録を行う

ソフトをインストールしたらすぐ出願作業かと思いきや、まずは申請人利用登録が必要なようです。

これは、申請人の情報を、特許庁へ登録する作業のようです。

こちらも、前掲の動画を見つつ、作業完了。

この作業を完了すると、”識別番号”というものが付与されます。この識別番号は、この先の作業でもしょっちゅう使うので、覚えておいたほうがいいです。(忘れたとしても、ソフト上でいつでも確認できます。)

なお、この”申請人利用登録”の際に『予納台帳番号』を取得することができます。システム上で簡単に『予納台帳番号』をゲットできるのは、この1度きりです!”予納”によって各種の手数料を納付する予定の方は、必ずゲットしておきましょう。筆者は、うっかりこの作業において『予納台帳番号』を取得し漏れたため、書面で申請する羽目になりました。余計なひと手間になってしまうので、注意です。

※数日後に特許庁から、書面で識別番号通知が届きましたよ。

体験記③~出願編(その1)~はここまで。

次回は、体験記④~出願編(その2)~です。

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